USCPA

【徹底分析】USCPAとはどんな資格?データと経験談から解明

「USCPA(米国公認会計士)ってどんな資格なんだろう?」
「USCPAはどれぐらい難しいんだろう。僕にもとれるだろうか?」
「USCPAってどんな人が受験してるんだろう?僕みたいな人も受験してるのかな?」

本記事はこんな悩みを解決します。

USCPAに合格した僕の経験談と、公式データから徹底解析します。

本記事の信頼性

Minoru

  • 会計知識ゼロから1年3カ月でUSCPAに合格
  • 転職後はBig4アドバイザリーに勤務

【USCPAとは】データで見るUSCPA

まずは公式情報から、USCPAの検討に役立ちそうな情報を引っ張ってきました。

予備校や転職サイトのWebページにはあまり書かれていない、日本人に関するデータを中心に扱っています。

各データの結論は下の様になります。
受験者数:2,000人程度と少ない。日本ではまだまだ希少価値
年齢:平均は36歳。ボリュームゾーンは20代後半から30代前半
勉強期間:1年半ぐらいの人が多い
受験回数:平均は8回(最低4回)。でも効率的に勉強すれば一発合格も十分可能
合格率:科目平均は35%。難関資格なので戦略と気合が必要

【USCPAとは】受験者数

日本人の年間受験者数

2017年 2,041
2016年 1,991
2015年 1,793
2013年 1,985

受験者の平均年齢は36歳です。肌感よりも高い年齢です。恐らくアメリカ駐在やパートナーに昇格した日本の公認会計士などが受験することで、少し高めの年齢になっていると思います。

僕の勉強仲間はほぼ全員、20代後半から30代過ぎに収まりました。下のグラフを見るとよりイメージが湧くと思います。

中央値は20代後半から30代過ぎだと思います。

【USCPAとは】勉強期間

勉強期間は1年半ぐらいの人が27%と最多です(左記以外のグループは期間が違うのでノーカウント)。

僕の勉強仲間も、大体1年半程度の人が多かったです。ただし、ここは本人の忙しさでだいぶ変わると思います。

9か月合格の人は大体、定時に会社をあがれる人でしたね。あとは学生さんで、6か月合格なんて人もいました。

普通の会社員(週40時間程度残業、土日は休み)であれば、少なくとも1年は必要だと思います。

【USCPAとは】受験回数

2016年 受験回数

日本人 8回
全体 6回

受験回数の平均は8回です。さすがにアメリカ本国を含む全体平均6回には及びませんね。

なおUSCPAは4科目からできていて、最低4回は受ける必要がありますので、「え、一つの試験を8回も受けないと受からないの?ムリゲー」と思った人は安心してください。8回という事は1科目あたり2回づつ受けるイメージということですね。

とはいえ4科目もあって、平均的にどれも一発合格できないというのは難しく聞こえるかもしれません。

これは個人的な感想ではありますが、受かる人は多くても6回以内の受験で受かっている印象です。

やむをえない事情から勉強を中断して、8回以上受験して全科目合格を勝ち取った人も何人も知っています。

「効率的に勉強すれば4回受験でも合格する。いろいろ事情があっても粘り強く創意工夫すれば合格できる」そういった資格だと思います。

また、戦略的に長期間努力しないと取得できない難関資格だからこそ、キャリアアップに繋がる資格だと思っています。

僕は4科目とも一発合格できましたが、最初のFARには7か月ほどかけており大苦戦しました。その創意工夫あっての一発合格でしたので、これも別の記事に書きたいと思います。努力は本人次第ですが、戦略面は知っているかどうかの問題ですので、お伝えできる機会になればと思っています。

受からない人は、勉強の仕方を変えない限り、何度受けても合格しない印象です。受からない人も何人も見てきましたので、そういった方の特徴は別記事で書きたいと思います。

なお、やむを得ない理由でUSCPA受験から離脱する人も少なからずいることは付け加えさせてください。中な転勤、海外駐在、(財務経理関係ない部署への)部署移動、仕事の激務化、科目合格での転職、などなど。勉強中にUSCPAがそもそも必要なくなったひともかなり目にしました。

【USCPAとは】合格率

日本人の合格率の推移

BEC FAR REG AUD
2016 41% 42% 42% 28%
2015 43% 45% 53% 33%
2014 33% 45% 36% 23%

資格の仕組み上、全科目の合格率は計算が難しいですが、日本人の科目ごと合格率は35%程度です。

下の表を見ると、AUD(監査論)以外は40%以上と悪くない合格率です。FARも難しいのですが、ほとんどの人がFARを最初に受験するので、時間をかけて勉強することで、合格率が高くなっているのかと思います。

ちなみに合格率を上げるには受験する科目の順番もとても重要です。これは別記事で書こうと思います。

多くの予備校が合格率50%程度を謳っていますが、これはアメリカを含む全世界の全受験者の科目ごと合格率です。残念ながら受験者の50%がUSCPAになれるわけではありません。まぁ、だからこそ難関であり、キャリアアップに繋がる資格なのだと思います。

【USCPAとは】ぶっちゃけどんな人が合格する?経験談

最後に「データだとわからない。けど気になる」部分を経験値から捕捉します。

【USCPAとは】学力

誤解を恐れず本当にぶっちゃけますと、MARCH・関関同立出身の合格者は普通に見ますので、このぐらいが目安かと思います。

良くも悪くも、USCPAは入り口の資格であり、広い知識を浅く学ぶこととなります。したがって、各問題の難易度はそこまで高くありません。
一方で受験範囲が非常に広いため、根気強さと効率の良さが求められると思います。

(いろいろな意味でお気を悪くされた方は本当にすみません。あくまで個人的な経験値の話なので、絶対はありませんし、難関資格であることは確かだと思います。)

【USCPAとは】英語力

これも完全に私見ですが、TOEIC700点以上あれば十分だと思います。逆に700点無いと厳しくなり始めると思います。

700点未満で合格した人も知っていますが、会計知識が豊富な方か、大変優秀な方でした。

一方で、700点以上あれば英語力としては十分だと思います。と言うのも、試験までに問題を嫌になるぐらい解くことになるので、ある程度問題をこなすと、問題文の文法に体が慣れます(USCPAの英語に特化した英語脳、とでも言いましょうか。。)。

また、予備校が日本語のテキストと日本語の解説を用意してくれているので、これでかなり負担減になっています。

なので、アメリカ人が主に受ける試験だからと言って、英語力が大きくハンディキャップになることはありません。

とはいえ、問題のコツがつかめるまでは英語力が無い人の方が苦しいですし、MC(選択肢問題)以外では長文英語が頻出(なおこれも有効な対策があります)するので、英語力があるにこしたことは無いと思います。

【USCPAとは】勉強時間

週13時間から週20時間確保すれば合格できる可能性が高いと思います。

予備校の推奨は週20時間以上ですが、コンスタントに20時間以上を確保するのはなかなか厳しいです。僕は週13時間から週18時間程度をコンスタントに確保しつづけていました。

配分は平日2時間、土日4時間です。

【USCPAとは】まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はデータから考察しましたが、やはりUSCPAは難関資格ですから、簡単には合格できませんね。

しかし正しく努力すればきちんと合格できる資格でもあります。だからこそ、キャリアアップやキャリアチェンジに有効な資格と言えます。

 

 

 

 

 

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